指導者紹介
村上順哉 46歳
大和流柔術第三代相伝家
大和流柔術 桜錬成会 代表
整体師(村上整体院 院長)
大和流柔術桜錬成会こども護身術クラブでは、小学生を対象に指導しています。どんな時でも萎縮することなく本番に強い人間、積極的な行動のできる人間、思いやりのある人間を育てる事を目標にして運営しております。その目標を達成するには、第一に脱力ができる身体づくりをしなければなりません。武術に限らずあらゆる分野で共通して達人・名人と言われる人は肩の力が抜けて常に脱力の状態にあります。脱力が自在にできるようになれば、身体は自由に動き、視野が広がり、落ち着いて物事を判断できるようになります。そうすれば眼に見えない不安、畏れがなくなり万事うまく事が運ぶようになるのです。
桜錬成会では、子供に怒鳴り散らして恐怖や圧力で従わせるような指導は一切いたしません。そういった指導を希望の親御さんがいれば、厳しい指導をする空手教室等々に入門されることをお薦めいたします。
大事なお子様を預けてくれて下さっている親御様には当道場の指導方針は時には放任主義に見えることがあるかもしれません。「うちの子供をもう少し厳しく指導して欲しい!」と思う人もいるかもしれません。しかしそこで少し立ち止まって精査して欲しいのです。大人の顔色ばかり伺って聞き分けのいいフリをするのがいい子なのでしょうか?怖い先生や大人の前だけではいい子のフリをしているのがいいこなのでしょうか?
子供の教育には時間がかかります。大人と同じようにはいきません。私と一緒に子供たちの成長をじっくり辛抱して待ち、温かな目で見守って、のびのびと育ててあげて欲しいのです。子供達には道場に嫌々来るのではなく、楽しいから行く、行きたいから行くという前向きな気持ちで来て欲しいのです。
私は大人のいうことを何も考えずに盲目的に従う消極的な子供より、多少ふざけていていたり落ち着きがなくても自主的で創造力のある積極的な子供が育つ事を願って、私はこども護身術クラブを運営しております。
こども護身術クラブの基本運営方針
① 子供が前向きな気持ちで楽しんで来る教室を目指します。
② 基本的にはしつけと称して叱り付けたりすることはありません。しかし怪我を誘発するような危険な行為には厳しく指導します。何回も注意したにもかかわらず他人を傷つける危険な行為を止めない場合は鉄拳制裁も辞さない覚悟です。
③ 他人の稽古を邪魔する行為は絶対に許しません。
④ 出席しているにもかかわらず稽古をさぼっていても、稽古を強要することはしません。本人のヤル気が出るまでヤル気を促しながらじっくり待ちます。
⑤ こども護身術クラブを辞めたくなったらいつでも気兼ねなく辞めて下さい。もし再度やりたくなったらいつ戻ってきてもらっても結構です。
⑥ こども護身術クラブではしつけ指導は特に致しません。子供のしつけは各家庭で行って下さい。しかし当教室の稽古を継続すれば、結果的に最高のしつけに繋がると私は信じております。